黒部市議会 2010-06-22
平成22年第3回定例会(第4号 6月22日)
○
生活環境委員長(
松本正則君) おはようございます。
生活環境委員会委員長報告を行います。
本
委員会に付託されております「議案第41号中の
所管部分」、「議案第42号」、「議案第43号」、「議案第44号」及び「議案第50号」、以上5件について審査の結果をご報告申し上げます。
「議案第41号 平成22年度黒部市
一般会計補正予算(第1号)中、歳出第3
款民生費及び第4
款衛生費」は、原案を可とすることに決定。
「議案第42号 平成22年度黒部市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)」は、原案を可とすることに決定。
「議案第43号 平成22年度黒部市
水道事業会計補正予算(第1号)」は、原案を可とすることに決定。
「議案第44号 平成22年度黒部市
下水道事業会計補正予算(第1号)」は原案を可とすることに決定。
「議案第50号 黒部市
こども医療費助成条例の一部改正について」は、原案を可とすることに決定。
以上、審査の結果をご報告申し上げましたが、よろしくご審議くださいまして適切なご決定を願う次第であります。
〔
生活環境委員長 松本正則君自席に着席〕
○議長(辻 泰久君) 次に、
産業建設委員長の報告を求めます。
産業建設委員長、
橋本文一君。
〔
産業建設委員長 橋本文一君登壇〕
○
産業建設委員長(
橋本文一君)
委員長報告をいたします。
本
委員会に付託されております「議案第41号中の
所管部分」、「議案第49号」及び「議案第51号」、以上3件について審査の結果をご報告申し上げます。
「議案第41号 平成22年度黒部市
一般会計補正予算(第1号)中、歳出第5
款労働費、歳出第6
款農林水産業費、歳出第7
款商工費及び、歳出第8
款土木費」は、原案を可とすることに決定。
「議案第49号 黒部市
手数料条例の一部改正について」は、原案を可とすることに決定。
「議案第51号 字の区域の廃止について」は、原案を可とすることに決定。
以上、審査の結果をご報告申し上げましたが、よろしくご審議くださいまして適切な決定を願う次第であります。
〔
産業建設委員長 橋本文一君自席に着席〕
○議長(辻 泰久君) ただいまの
委員長報告に対する質疑を行います。
質疑は、ありませんか。
〔「質疑なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(辻 泰久君) 質疑なしと認めます。
これより討論を行います。
討論は、ありませんか。
〔「討論なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(辻 泰久君) 討論なしと認めます。
これより採決を行います。
議題のうち、まず「議案第45号 黒部市職員の勤務時間、休日及び休暇に関する
条例等の一部改正について」、「議案第46号 黒部市職員の給与に関する条例の一部改正について」、「議案第47号 黒部市
税条例の一部改正について」、以上3件を一括して採決いたします。
本3件に対する
委員長の報告は、原案を可とするものであります。
委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(辻 泰久君) ご異議なしと認めます。
よって、「議案第45号から議案第47号まで」以上3件は、原案のとおり可決されました。
次に、「議案第48号 黒部市
国民健康保険税条例の一部改正について」を起立により採決いたします。
本件に対する
委員長の報告は、原案を可とするものであります。
委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○議長(辻 泰久君) 起立多数であります。
よって、「議案第48号」は、原案のとおり可決されました。
次に、「議案第49号 黒部市
手数料条例の一部改正について」及び「議案第50号 黒部市
こども医療費助成条例の一部改正について」、以上2件を一括して採決いたします。
本2件に対する
委員長の報告は、原案を可とするものであります。
委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(辻 泰久君) ご異議なしと認めます。
よって、「議案第49号」及び「議案第50号」以上2件は、原案のとおり可決されました。
次に、「議案第41号 平成22年度黒部市
一般会計補正予算(第1号)」を起立により採決いたします。
本件に対する
委員長の報告は、原案を可とするものであります。
委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○議長(辻 泰久君)
起立全員であります。
よって、「議案第41号」は、原案のとおり可決されました。
次に、「議案第42号 平成22年度黒部市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)」、「議案第43号 平成22年度黒部市
水道事業会計補正予算(第1号)」及び「議案第44号 平成22年度黒部市
下水道事業会計補正予算(第1号)」、以上3件を一括して採決いたします。
本3件に対する
委員長の報告は原案を可とするものであります。
委員長の報告のとおり決することに、ご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(辻 泰久君) ご異議なしと認めます。
よって、「議案第42号から議案第44号まで」以上3件は、原案のとおり可決されました。
次に、「議案第51号 字の区域の廃止について」を採決いたします。
本件に対する
委員長の報告は、原案を可とするものであります。
委員長の報告のとおり決することに、ご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(辻 泰久君) ご異議なしと認めます。
よって「議案第51号」は、原案のとおり可決されました。
――
――――――――――――――――――〇―――――――――――――――――――
○議長(辻 泰久君) 日程第2、「議案第52号」を議題といたします。
市長より
提案理由の説明を求めます。
市長、
堀内康男君。
〔市長
堀内康男君登壇〕
○市長(
堀内康男君) おはようございます。
どちら様も
大変ご苦労さまでございます。
議員各位には連日市政上の重要諸案件につきまして、ご審議賜っておりますことに対し、深甚なる敬意を表するものであります。
それでは、ただいま追加提案いたしました議案につきましてご説明を申し上げます。
「議案第52号」は、「
人権擁護委員の
候補者の推薦について」であります。
本年9月30日をもって
任期満了となられます
山藤亀紘さん、黒部市
宇奈月温泉
252番地1を再び
候補者として推薦いたしたいので、議会のご意見をお伺いするものであります。
提出いたしました議案につきましてご説明申し上げましたが、何とぞ慎重ご審議のうえ、適切なるご決定を賜りますようお願い申し上げ、
提案理由といたします。
よろしくお願いいたします。
〔市長
堀内康男君自席に着席〕
○議長(辻 泰久君) これより、「議案第52号」の質疑を行います。
質疑は、ありませんか。
〔「質疑なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(辻 泰久君) 質疑なしと認めます。
お諮りいたします。
ただいま議題となっております「議案第52号」につきましては、
会議規則第37条第3項の規定により、
委員会の付託を省略いたしたいと思います。
これに、ご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(辻 泰久君) ご異議なしと認めます。
よって、「議案第52号」につきましては、
委員会の付託を省略することに決しました。
これより討論を行います。
討論は、ありませんか。
〔「討論なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(辻 泰久君) 討論なしと認めます。
これより、「議案第52号
人権擁護委員の
候補者の推薦について」を採決いたします。
本件は、これを適任と認めることにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(辻 泰久君) ご異議なしと認めます。
よって、「議案第52号」は、適任と認めることに決しました。
――
――――――――――――――――――〇―――――――――――――――――――
○議長(辻 泰久君) 日程第3、「平成21年請願第5号」及び「請願第2号から請願第6号まで」、以上6件を
一括議題といたします。
本6件を付託した各
委員会の審査の結果について、
委員長から報告を求めます。
まず、
生活環境委員長の報告を求めます。
生活環境委員長、
松本正則君。
〔
生活環境委員長 松本正則君登壇〕
○
生活環境委員長(
松本正則君)
委員長報告を行います。
本
委員会に付託され、3月
定例会より
継続審査に付されております「平成21年請願第5号」について、審査の結果をご報告申し上げます。
「平成21年請願第5号
生地周辺地区に
児童センターの設立を求める請願書について」は、慎重に審査した結果、請願の趣旨、また、1,727名という署名の重みは理解できるものの、請願は、
児童センターの設立を求めるもので、
児童センターは、
建物面積や
付帯設備、職員数等の
設置基準があり、建設に当たっては大きな
財政負担が予想される。
したがって、
児童センター設置の可否、
設置場所については、市内全体の均衡をとらえて検討することが必要不可欠である。
生地周辺地区の児童の安全な
居場所づくりについては、形態や内容等について、さらに地元でよく協議すべき必要がある。
よって、「平成21年請願第5号」については、不採択とすることに決定。
以上、審査の結果をご報告申し上げましたが、よろしくご審議くださいまして、適切なご決定を願う次第であります。
〔
生活環境委員長 松本正則君自席に着席〕
○議長(辻 泰久君) 次に、
産業建設委員長の報告を求めます。
産業建設委員長、
橋本文一君。
〔
産業建設委員長 橋本文一君登壇〕
○
産業建設委員長(
橋本文一君) 本
委員会に付託されております「請願第2号から請願第6号」まで、以上5件について審査の結果をご報告申し上げます。
まず、「請願第2号
公共施設等における地場産材の
利用促進に関する請願について」は、請願の趣旨を認め、採択とすることに決定。
次に、「請願第3号 工事の
市内業者発注に関する請願について」は、請願の趣旨を認め、採択とすることに決定。
次に、「請願第4号 富山県の
最低賃金を、安心して暮らせる水準に引き上げるための
意見書について」は、昨今の
雇用情勢の悪化等をかんがみると一定の理解は示せるものの、平成21年10月18日から適用の679円での雇用をしている企業は少なく、また、現在の
景気状況における
最低賃金の
大幅引き上げは、
中小企業や
個人事業者の経営に大きな負担を課すことになることから、
中小企業等の
経営状況、
賃金水準等をかんがみ、時間をかけて慎重に見直すべきと考える。
よって「請願第4号」については、不採択とすることに決定。
次に、「請願第5号
地元中小業者と
雇用者の生活を安定させるため、よりよい
中小企業憲章を求める
意見書について」は、現在の厳しい
経済状況の中にあって、
中小企業庁が新たに取りまとめる
中小企業憲章をよりよい内容にしたいという思いには一定の理解を示せる。また、市議会としても雇用を支える
市内中小業者の発展に努める必要がある。
しかし、
中小企業憲章は、
中小企業の活性化を目指した日本において初めての取り組みであり、現時点では、請願の趣旨である憲章の
文章変更を求めるより、1日も早い成立を目指すことが大切であると考える。
よって、「請願第5号」については、不採択とすることに決定。
次に、「請願第6号 転職、再就職の準備に必要な
地域職業訓練センターの存続を求める
意見書について」は、
失業者等に再就職に必要な
技能訓練や
学習講座の場を提供する
地域職業訓練センターの
運営存続を求めるという請願の趣旨には、一定の理解を示せる。
しかし、審査に当たっては、改めて
地域職業訓練センターの
運営状況や地域における役割、
必要性等について細部にわたり検証する必要があると考える。
よって、「請願第6号」については、
議会閉会中の
継続審査とすることに決定。
以上、審査の結果をご報告申し上げましたが、よろしくご審議くださいまして適切な決定を願う次第であります。
〔
産業建設委員長 橋本文一君自席に着席〕
○議長(辻 泰久君) ただいまの
委員長報告に対する質疑を行います。
質疑は、ありませんか。
〔「質疑なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(辻 泰久君) 質疑なしと認めます。
これより、討論を行います。
討論の通告がありますので、発言を許可いたします。
9番、
橋本文一君。
〔9番
橋本文一君登壇〕
○9番(
橋本文一君) 私は、「平成21年度請願第5号
生地周辺地区に
児童センターの設立を求める請願書について」、討論をいたします。
「平成21年度請願第5号」は、昨年の12月
定例会に、私を含む4名の
紹介議員を得て、1,727名の署名を添えて提出されたものであります。
請願の趣旨を改めて朗読いたします。
児童の放課後の安全な居場所、
集団活動の居場所として、新たな
児童センターの設置を求める要望が高まっています。
昨今、
生地周辺地区では、水辺や道路での
事故対策、また、
不審者情報の増加による
防犯対策のために、児童の
集団活動が難しくなっております。
つきましては、
周辺地区に児童が安心して集える
児童センターを設立していただきたく請願いたしますというものであります。
2009年の12月
定例会、本年の3月
定例会では、
議会閉会中の
継続審査となっていました。
委員長の報告によれば、請願の趣旨には理解できる。また、1,727名という署名の重みも理解できる。本請願の内容については、
生地地区自治振興会との協議がされていないのではないかと懸念されることや、新規に施設を建設するのではなく、旧
生地幼稚園や小学校の空き地など、
既存施設を利用した児童の
居場所づくりを検討する必要があることから、
議会閉会中の
継続審査とするとの報告でありました。
その後、3月22日に
生地地区自治振興会より、市長にこのような
要望書が提出されております。
要望書の内容は、次のようなものであります。
児童センターの設立についての
要望書。
平成21年11月、
児童センターを求める父母の会から
黒部市議会に提出されました「請願第5号
生地周辺地区に
児童センターの設立を求める請願について」、当
地区関係諸団体と
協議検討の結果、地区全体の
要望事項とすることになりました。
つきましては、当地の事情をご賢察の上、早期の実現に向け格段のご配慮を賜りますようお願いいたします。
紹介議員、
黒部市議会議員 松原勇となっております。
「平成21年請願第5号
生地周辺地区に
児童センターの設立を求める請願書」の採択については、生地自治振興会や
児童センターを求める父母の会の皆さん等の地区全体の願いとなっております。
私は、現在、活用されていない旧
生地幼稚園も視野に入れ、「平成21年請願第5号」は、採択すべきものであると思います。
各議員の良識ある判断を願う次第であります。
私の討論は、以上であります。
〔9番
橋本文一君自席に着席〕
○議長(辻 泰久君) 次に、2番、谷口弘義君。
〔2番 谷口弘義君登壇〕
○2番(谷口弘義君) 私は、「請願第4号」、「請願第5号」は採択するべき立場から意見を述べます。
「請願第4号」は、「富山県の
最低賃金を、安心して暮らせる水準に引き上げるための請願」であります。
今、日本では、貧困と格差の拡大が大きな社会問題となっています。働いても働いても、生活保護水準以下の賃金しかもらえないワーキングプアと言われる労働者。正社員になりたくてもなれない派遣労働者や請負労働者などの非正規労働者が若者を中心にふえています。かつて、日本の特色と言われた1億総中流社会は、見る影もありません。グローバル競争に勝ち抜くために行われた企業の雇用改革によって、かつての終身雇用や年功序列システムは、なくなったのに等しい状態であります。その結果、10年ほどの間に年収200万円に満たない貧困層が200万人もふえて、1,000万人を超えることになりました。
このように正規社員が減る一方、非正規労働者は、1,800万人近くまでになり、就労者の34%になっています。実に3人に1人が、正規社員でないこのような異常なことになっています。問題なのは、このような非正規労働者に、不安定な雇用条件や差別的な賃金、労働条件が押し付けられていることであります。こうした非正規労働者は、正規労働者よりもはるかに低い賃金で生活しなければならないため、結婚や子育てはもちろん、みずからの生活と健康を維持することさえ困難になっています。
市内の大企業も、非正規労働者である派遣労働者を雇用し、業績が悪くなるといとも簡単に雇い止めを行ってきた事実があります。
どうしてこんなことができるようになったのでしょうか。
過去を振り返りますと1999年、労働者派遣法を改悪し、それまでの特定の業種にしか認められなかった派遣事業を原則自由化しました。さらに期間を決めた雇用の拡大や裁量労働制の規制が緩和され、年間総労働時間の規制も緩和されたからであります。
今の新政権は、あまりにもひどすぎる労働者派遣法を抜本的に改めると言ってきましたが、出されてきた法案は、抜本的に改めるどころか骨抜きにされたのであります。これでは何の問題解決にもなりません。
問題となっています貧困と格差をただす第一歩として、労働者を守るルールを確立すること。
最低賃金を抜本的に引き上げ、全国一律の制度にすることであります。
最低賃金は、都道府県で個別に決めることになっています。
富山県の
最低賃金は、全国平均よりも低く679円であります。フルタイムで働いても月収12万円以下です。1年間の総収入が150万円にもなりません。そこから税金、住宅費、社会保険などを差し引くと3度の食事の確保さえ極めて困難となります。こういう状況にもかかわらず、民主党政権は、消費税を10%にする方針を出しました。消費税は、大金持ちも庶民も同じ負担を負わせる不公平税制そのものであります。こんな消費税の増税は許されるものではありません。
今、提出されている請願書を見ますと、富山市の生活保護基準は、18歳単身者で年間を平均すると月額15万4,000円となっています。現行の富山県の
最低賃金は、フルタイム働いても生活保護基準にも届きません。
最低賃金を引き上げることは、就労者の3割を超えるまでになった非正規労働者の賃金を押し上げることにもつながり、正規労働者の賃金引き上げにも効果をあらわします。労働総研は過去、
最低賃金を1,000円に引き上げることで2兆6,000億円以上の波及効果が生まれ、日本経済に健全な発展をもたらすという試算結果を発表しています。憲法第25条は、すべての国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有すると国民の生存権を保障しています。
このように、生活保護基準を下回るような富山県の
最低賃金の引き上げは必要であります。
「請願第5号」は、「地元業者と
雇用者の生活を安定させるためよりよい
中小企業憲章を求める請願」であります。
請願の趣旨は、政府、
中小企業庁が作成を進めています
中小企業憲章(案)の不十分なところを多くの
中小企業の経営者や労働者にとって、よりよい内容にしてもらうための政府への積極的な提言であります。「請願第4号」で意見を述べましたが、
最低賃金を引き上げるためにも、
中小企業を守っていかなければなりません。
請願書の趣旨で現在の趣旨では、こう述べております。
現在の政府の案では、
中小企業の経営を圧迫してきた大きな要因として、大企業が、
その優位的地位を濫用し、下請
中小企業に対し、種々の不公正な取り引きを指摘しないなど、不十分なものと述べ、一貫して
中小企業を守る立場であります。こうした声を国に伝えることが必要であります。
よって「請願第4号」、「請願第5号」は、採択するべきであります。
以上で討論とします。
〔2番 谷口弘義君自席に着席〕
○議長(辻 泰久君) 以上で通告による討論は終わりました。
ほかに討論は、ありませんか。
これをもって、討論を終結いたします。
これより、採決を行います。
まず、「平成21年請願第5号
生地周辺地区に
児童センターの設立を求める請願書」を起立により採決いたします。
本件に対する
委員長の報告は、不採択でありますが、「平成21年請願第5号」を採択とすることに賛成の諸君の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○議長(辻 泰久君) 起立少数であります。
よって、「平成21年請願第5号」は、不採択とすることに決しました。
次に、「請願第2号
公共施設等における地場産木材の
利用促進に関する請願」を採決いたします。
本件に対する
委員長の報告は採択であります。
「請願第2号」を採択とすることにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(辻 泰久君) ご異議なしと認めます。
よって、「請願第2号」は、採択とすることに決しました。
次に、「請願第3号 工事の
市内業者発注に関する請願」を採決いたします。
本件に対する
委員長の報告は採択であります。
「請願第3号」を採択とすることにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(辻 泰久君) ご異議なしと認めます。
よって、「請願第3号」は、採択とすることに決しました。
次に、「請願第4号 富山県の
最低賃金を、安心して暮らせる水準に引き上げるための
意見書」を起立により採決いたします。
本件に対する
委員長の報告は、不採択でありますが、「請願第4号」を採択とすることに賛成の諸君の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○議長(辻 泰久君) 起立少数であります。
よって、「請願第4号」は、不採択とすることに決しました。
次に、「請願第5号
地元中小業者と
雇用者の生活を安定させるため、よりよい
中小企業憲章を求める
意見書」を起立により採決いたします。
本件に対する
委員長の報告は、不採択でありますが、「請願第5号」を採択とすることに賛成の諸君の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○議長(辻 泰久君) 起立少数であります。
よって、「請願第5号」は、不採択とすることに決しました。
次に、「請願第6号 転職、再就職の準備に必要な
地域職業訓練センターの存続を求める
意見書」を起立により採決いたします。
本件に対する
委員長の報告は、
議会閉会中の
継続審査であります。
委員長の報告のとおり、
議会閉会中の
継続審査とすることに賛成の諸君の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○議長(辻 泰久君)
起立全員であります。
よって、「請願第6号」は、
議会閉会中の
継続審査とすることに決しました。
――
――――――――――――――――――〇―――――――――――――――――――
○議長(辻 泰久君) 日程第4、各
常任委員会の
議会閉会中の
継続審査についてを議題といたします。
各常任
委員長から、
会議規則第104条の規定により、お手元に配付いたしました申し出一覧表のとおり所管事務の審査について
議会閉会中の
継続審査の申し出があります。
お諮りいたします。
各常任
委員長からの申し出のとおり、
議会閉会中の
継続審査に付することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(辻 泰久君) ご異議なしと認めます。
よって、各常任
委員長からの申し出のとおり、
議会閉会中の
継続審査に付することに決しました。
――
――――――――――――――――――〇―――――――――――――――――――
○議長(辻 泰久君) 日程第5、「
北陸新幹線の
整備促進について」及び「
自然環境の保全と
観光振興について」以上2件を
一括議題といたします。
本2件を付託した各特別
委員会の審査の結果について、
委員長から報告を求めます。
まず、
北陸新幹線対策特別
委員長の報告を求めます。
北陸新幹線対策特別
委員長、川上浩君。
〔
北陸新幹線対策特別
委員長 川上 浩君登壇〕
○
北陸新幹線対策特別
委員長(川上 浩君) 本特別
委員会に付託され、
継続審査に付されております、
北陸新幹線の整備、促進についてご報告申し上げます。
5月10日、本特別
委員会を開催し、(仮称)新糸魚川駅建設予定地現地視察を行った後、糸魚川市役所において、糸魚川市議会港湾交通対策特別
委員会と
北陸新幹線対策についての意見交換を行ったのであります。
次いで、6月17日、本特別
委員会を開催し、まず、新駅周辺整備の整備状況について現地視察を行い、その後、3月
定例会以降の経過について報告を受けたのであります。
その概要を申し上げますと、4月20日、
北陸新幹線新黒部駅(仮称)東側地区景観まちづくり協定(案)、地権者説明会が開催されたこと。
5月19日、第62回
北陸新幹線関係都市連絡協議会が開催されたこと。
5月26日、第2回黒部市公共交通戦略推進協議会が開催され、平成22年度実施予定項目として、生地前沢循環線の再生、活性化に向けての方向性、愛本線のテスト運行、コミュニティ交通に対するニーズ把握調査、電車、バス運賃、バリアフリー化について決定されたこと等の報告を受けたのであります。
続いて当局を交えて、今後の事業促進の方向について意見交換をしたのであります。
北陸新幹線は、地球環境にやさしく日本海国土軸の形成と国土の均衡ある発展に不可欠な国家プロジェクトであります。また、新川地域の飛躍的な発展と本市のまちづくりの要として欠かすことのできない公共高速交通機関であり、早期開通は黒部市民の悲願であります。
このため、本特別
委員会では敦賀までの一括認可及び大阪までの整備方針を明確にし、早期に全線整備が図られるよう、市民や沿線自治体と連携して、国、県などに強く働きかけていくものであります。
さらには、駅周辺整備が円滑に進捗するとともに、経営分離後の並行在来線への地鉄電車の相互乗り入れと本市における公共交通網の方向性等を引き続き調査、研究する必要があることから、今後とも付託事件の審査が終了するまで
継続審査すべきものと決定した次第であります。
以上であります。
〔
北陸新幹線対策特別
委員長 川上 浩君自席に着席〕
○議長(辻 泰久君) 次に、自然
観光振興特別
委員長の報告を求めます。
自然・
観光振興特別
委員長、内橋健治君。
〔自然・
観光振興特別
委員長 内橋健治君登壇〕
○自然・
観光振興特別
委員長(内橋健治君) 本特別
委員会に付託され、
継続審査に付されております
自然環境の保全と
観光振興について審査の結果をご報告申し上げます。
6月18日、本特別
委員会を開催し、まず生地地内の下新川海岸災害復旧工事について現地視察を行い、その後、市当局から12月
定例会以降の本特別
委員会にかかる経過について報告を受けたのであります。
その概要を申し上げますと、まず
自然環境関係では、4月6日、欅平祖母谷間道路管理組合設立総会が開催されたこと。
5月14日、平成22年度黒部川水防連絡会総会及び黒部川流域災害情報協議会が開催されたこと。
5月19日、トキの黒部定住が1年を迎えたことを機に、トキ飛来1周年記念行事、トキが結ぶ友好の証、署名式が開催されたこと。
5月24日、第28回黒部川土砂管理協議会が開催され、平成22年度連携排砂計画と環境調査計画について協議されたと。
次に、
観光振興関係では、1月30日及び2月20日、新川観光圏協議会が住民みんなで観光ガイドを合い言葉に観光のまちづくりの考え方や方法を学ぶことを目的として「にいかわ案内人養成塾」を開催したこと。
1月30日から3月29日にかけて、新川観光圏協議会が企画した、新川3市2町の産業観光スポットを見る、「にいかわ産業観光モニターツアー」が実施されたこと。
4月12日、市内にある3社の各産業展示施設などをめぐる新たな観光、周遊コースである「黒部川扇状地のまち ものづくり企業とトロッコ電車見学会」の調印式が開催されたこと。
4月14日から15日に修学旅行誘致のため、中国大連市視察団が来市されたこと。
4月20日に、地場産の農林水産物、加工品の直売や黒部ブランド認定品、宇奈月麦酒オリジナル商品などの特産品を販売する道の駅直売所、うなづき食菜館がオープンしたこと。
4月28日、国土交通大臣より昨年度に引き続き、平成22年度観光圏整備実施計画の認定を受けたこと。
7月1日から7日にかけて、
宇奈月温泉街を七夕飾りで彩る
宇奈月温泉七夕祭が開催される予定であること等であります。
そして報告の後、当局と
自然環境の保全や
観光振興策などについて意見交換を行ったのであります。
以上、本
委員会といたしましては、今後とも下新川海岸保全事業や外国人旅行者の来訪を促進する国際観光の推進、(仮称)水博物館構想の進捗に努めるとともに、国や県の動向を踏まえながら、立山黒部地域の世界文化遺産登録への働きかけ、そして、黒部川の流れに沿った山・川・海の貴重な
自然環境の保全と、これら全国に誇り得る観光資源のPRのあり方並びに有効活用について、今後さらに調査する必要があると認め、付託されました事件の審査が終了するまでの
継続審査とすべきものと決定した次第であります。
〔自然・
観光振興特別
委員長 内橋健治君自席に着席〕
○議長(辻 泰久君) ただいまの
委員長報告に対する質疑を行います。
質疑は、ありませんか。
〔「質疑なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(辻 泰久君) 質疑なしと認めます。
お諮りいたします。
本2件に対する
委員長の報告は、いずれも付託事件の審査が終了するまでの
継続審査であります。
委員長の報告のとおり、
継続審査に付することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(辻 泰久君) ご異議なしと認めます。
よって、本2件は付託事件の審査が終了するまでの
継続審査に付することに決しました。
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○議長(辻 泰久君) 日程第6、
議会運営に関する調査についてを議題といたします。
本件を付託した
議会運営委員会の調査の結果について、
委員長から報告を求めます。
議会運営委員長、坂井守君。
〔
議会運営委員長 坂井 守君登壇〕
○
議会運営委員長(坂井 守君)
議会運営委員会委員長報告をいたします。
本
委員会に付託され、
議会閉会中の
継続審査に付されております
議会運営に関する調査について、その結果をご報告申し上げます。
本
委員会は4月23日に開催し、4月臨時会市長提出議案9件、報告1件の説明を受け、その取り扱いについて協議した後、選挙管理
委員会委員の選挙、同補充員の選挙、富山県後期高齢者医療広域連合議会議員の選挙方法について協議をいたしました。
次に、4月30日に6月
定例会の会期及び会議日程について協議をいたしました。次に、5月28日に6月
定例会の市長提出議案11件及び報告6件の説明を受け、
その付託
委員会を協議した後、請願5件、陳情2件の取り扱いについて協議をいたしました。
次に、本日の本会議前に市長追加提出議案1件についての説明を受け、その取り扱いについて協議いたしました。
以上の審査事項を含め、本
委員会では
議会運営の効率化等について、引き続き調査する必要があると認め
議会閉会中も継続して審査すべきと決定した次第であります。
〔
議会運営委員長 坂井 守君自席に着席〕
○議長(辻 泰久君) ただいまの
委員長報告に対する質疑を行います。
質疑は、ありませんか。
〔「質疑なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(辻 泰久君) 質疑なしと認めます。
お諮りいたします。
本件に対する
委員長の報告は、
議会閉会中の
継続審査であります。
委員長の報告のとおり、
継続審査に付することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(辻 泰久君) ご異議なしと認めます。
よって、本件は
議会閉会中の
継続審査に付することに決しました。
以上で本日の日程はすべて終了し、本
定例会に付議されました議案はすべて議了いたしました。
――
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○議長(辻 泰久君) 市長からごあいさつがあります。
市長、
堀内康男君。
〔市長
堀内康男君登壇〕
○市長(
堀内康男君) ご苦労さまでございました。
先週から梅雨に入り、山々と水田の緑がいよいよ深くなってまいりました。
大変盛り上がっておりますサッカーワールドカップでは、日本は組織的な守備力により、善戦が続いております。
カメルーンとの初戦では、少ないチャンスを生かし、歴史的な勝利に日本じゅうがわき上がったところであります。また、姉妹都市スネーク市のあります優勝候補のオランダを相手に、惜敗はしましたが、闘争心あふれるプレーに国民は感動いたしました。デンマーク戦では、この集中力と守備力を維持し、果敢にゴールをねらって、ぜひとも決勝トーナメント進出を果たしてほしいものだと思っております。
それでは、市議会6月
定例会の閉会にあたりまして一言ごあいさつを申し上げます。
議員各位には、6月7日から16日間にわたり開会されました今議会において、本会議、
委員会、その他の会議におきまして提案いたしておりました議案や本市が抱える諸般の課題等について、真摯にご議論を賜り、心から敬意を表するものであります。
今
定例会に提出いたしておりました補正予算をはじめ、条例、その他の案件につきましては、慎重かつ熱心なご審議のもと、滞りなく議了され、ご承認いただきましたことに対し、深く感謝を申し上げます。
審議の中で賜りました、ご意見、ご要望等につきましては、十分に調査、検討を加え、的確に処理して対処してまいりたいと考えております。
特に、今
定例会におきましては、厳しい財政状況にあって、新庁舎建設、新幹線新駅周辺整備、新消防庁舎建設、市民病院の改築など、数々の大型事業の推進に対して多くのご質問、ご指摘をいただきました。市民の皆様が、本市の発展に重要なこれらの事業に対し期待をしつつも、将来にわたる健全な財政運営を強く望んでおられることを改めて認識させていただきました。都市間競争に打ち勝ち、選ばれる都市として飛躍することが、市民の皆様の幸せにつながると信じており、本市の強みやチャンスを生かし、積極的に事業を推進してまいりたいと考えております。
これらは、第1次黒部市総合振興計画に位置づけられ、今後の財政見通しに基づくものでありますが、実施に当たりましては、事業費が増大することのないよう注意をし、経費節減に努める必要があると考えております。
議員各位には、各種事業の適切な推進に、引き続き、ご理解、ご協力、ご指導を賜りますようお願いを申し上げるものであります。
さて、来る7月11日には、参議院議員通常選挙の執行が予定されております。昨年発足いたしました新政権に対する中間テストと言われており、今後の私たちの生活と日本の方向性に大きな影響を及ぼす大変重要な選挙であります。有権者の皆様には、大切な1票をむだにすることのないよう、ぜひ投票場に足を運んでいただきたいと思います。また、投票日当日、ご都合のつかない方々には、期日前投票が、市民会館と宇奈月庁舎でできますので、よろしくお願いを申し上げます。
結びに、いよいよ本格的な夏になり暑くなってまいります。また、何かと
議員各位におかれましては、ご多用の中、健康には十分ご留意の上、ご活躍されることをご祈念申し上げて、閉会のごあいさつといたします。
大変ありがとうございました。
〔市長
堀内康男君自席に着席〕
○議長(辻 泰久君) これをもって、平成22年第3回
黒部市議会6月
定例会を閉会いたします。
閉 会 午前11時00分
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上記会議の次第等を記録し、その正確なることを証するために、次に署名する。
黒部市議会議長 辻 泰 久
黒部市議会副議長 吉 松 定 子
署名議員 伊 東 景 治
署名議員 橋 本 文 一...